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台湾農林、苗栗にアウトレットモール建設へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月26日_記事番号:T00022972

台湾農林、苗栗にアウトレットモール建設へ【表】

 
 茶葉生産を中核とする台湾農林は、苗栗県三義の所有地26ヘクタールのうち3万~4万坪に10億台湾元(約28億円)を投じてアウトレットモールを建設する。既に業務・出資提携に関する覚書を交わした中国食品大手グループ、光明食品集団から資金を導入し、王宗南・同グループ董事長が上海で得たアウトレットモール経営のノウハウを生かしたい考えだ。オープンは2011年末の予定で、年間売上高50億元、利益2億元以上を目指す。26日付経済日報が伝えた。
 
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 台湾農林によると、アウトレットモール(7,000~1万坪)計画は現在、建築許可の申請中で下半期に着工する予定だ。将来的には宿泊施設や茶芸博物館も併設したいとしている。

 なお、台湾農林は6月開催の株主総会で5,000万株の第三者割当増資案を決議し、光明グループの資本を導入する計画だ。増資のすべてを同グループが引き受ければ、台湾農林への出資比率は8%となる。台湾農林はまた、アウトレットモールのほか茶葉や蘭花の供給でも提携意向を表明した。