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作成日：2010年5月26日_記事番号：T00022981
ＨＴＣ、上海の生活情報サイトに出資
携帯電話端末大手の宏達国際電子（ＨＴＣ）が、中国・上海で地図と生活情報をリンクさせたウェブサイト「丁丁網（DDMap）」に対し、持ち株比率10％に当たる900万米ドルを出資したもようだ。中国・網易科技による徐龍江・丁丁網ＣＥＯへの取材を基に、26日付経済日報が伝えた。
徐ＣＥＯは、ＨＴＣはモバイルネットワークを通じた丁丁網サービス提供に将来性を見込んで出資を決めたとしており、戦略提携の色合いが濃いと説明している。
また丁丁網は、グーグルのモバイル向けＯＳ（基本ソフト）「アンドロイド」搭載スマートフォンやアップル「iPhone」を通じたサービスの提供で現在テストを進めており、間もなく正式に提供すると表明している。
丁丁網は現在ユーザー数800万人。また有料で情報を登録する業者は上海で7,000件余り。今後は成都や重慶、北京、武漢にサービス網を広げたいとしている。
