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作成日：2010年5月26日_記事番号：T00022985
コンパル、エイサーの一体型ＰＣ受託か
26日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は、同業他社に比べ比較的展開が遅れていたオールインワン（モニター一体型、ＡＩＯ）ＰＣの分野で、華碩電脳（ＡＳＵＳ）に続き、宏碁（エイサー）からも生産を受託したもようだ。第３四半期に出荷を開始するとみられるが、コンパルは「特定の顧客や受注についてはコメントできない」としている。
2009年よりオールインワンＰＣ分野への参入意欲を示していたコンパルは、まずＡＳＵＳから受注を獲得し、昨年末の出荷が見込まれていたものの延期となっていた。しかし最近出荷が始まったとの観測が出ており、同社業績への貢献が見込まれる。
同社は今後、オールインワンＰＣおよび液晶モニターの売上比重を徐々に拡大し、現在95％を占めるノートＰＣ事業への依存度を低める方針とみられる。
