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MSの研究開発拠点、大手6社が参加


ニュース 電子 作成日:2010年5月26日_記事番号:T00022986

MSの研究開発拠点、大手6社が参加

 
 米マイクロソフト(MS)は、クラウド・コンピューティングの事業機会開拓などを目的として、台湾のOEM(相手先ブランドによる生産)業者やODM(相手先ブランドによる設計・製造)業者との連携を強化するため、6月3日に研究開発(R&D)拠点の「ソフトウエア・アンド・サービス・エクセレンス・センター(軟体服務卓越中心)」を台湾に設置する。初期投資額は3億台湾元(約8億4,000万円)を見込む。

 同センターの設立は、MSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が昨年11月に台湾を訪問した際に発表されていた。MSは台湾に常駐する研究開発部門を設けることで、台湾企業に効率的に技術移転を進めることを狙っている。同センターにはこれまで、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、英業達(インベンテック)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)、緯創資通(ウィストロン)の大手6社を含め、ソフトウエア開発業者や中小企業も参加を決めている。

 設立式にはMSのスティーブ・グッゲンハイマー副会長(OEM担当)が出席する予定だ。