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建設
作成日：2010年5月27日_記事番号：T00023001
４月の住宅ローン残高、過去最高の4.9兆元
中央銀行が26日発表した銀行による住宅ローン貸付残高は４月末現在、前月比で185億7,900台湾元増加し、過去最高の４兆9,670億元（13兆8,500億円）に達した。27日付工商時報が伝えた。
金融業界関係者によると、都市部での不動産価格急騰に歯止めをかけるため、中銀が銀行に融資抑制を指導したことから、政府系大手銀行５行の住宅ローン貸付残高は前月より32億8,700万元減少した。しかし投機目的の不動産購入者が民間銀行からの融資に切り替えただけで、依然不動産市場での物件購入意欲に低下は見られない。
なお不動産業者による開発の勢いは衰えていないもようで、建築融資残高も同159億1,700万元増加して１兆950億元となり、４カ月連続で過去最高を記録した。建築融資残高は昨年11月から半年間連続で１兆元を超えているが、不動産開発ブームはもうしばらく続くものと金融関係者はみている。
