遠東百貨（ファーイースタン・デパートメントストアズ）は26日、台北県板橋市の新板橋駅特定専用区（新板特区）で建設中の板橋中本購物中心に併設する、50階建ての高層オフィスビルでくわ入れ式を行った。台北県で最も高いビルとなる予定で、2014年に完成、供用を開始する。27日付経済日報が伝えた。
くわ入れ式には、遠東集団の徐旭東董事長（右）、周錫瑋台北県長（左）が参加した（２６日＝中央社）
同ビルは遠東集団（ファーイースタン・グループ）による新板特区開発計画のうち第２期に当たり、第１期の購物中心（来年９月オープン予定）と合わせ投資総額は125億台湾元（約350億円）。
また遠東百貨は来年10月、台中大遠百購物中心のオープンも予定しており、板橋、台中と地上権を保有する台北市信義計画区Ａ13区画とを合わせ、今後売場面積を新たに12万坪拡張し、現在の２倍以上とする計画だ。
