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台玻のエコガラス、中台生産能力で2位目指す


ニュース その他製造 作成日:2010年5月27日_記事番号:T00023005

台玻のエコガラス、中台生産能力で2位目指す

 
 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)の林伯実総経理は26日、断熱性の高いLOW-Eガラス(エコガラス)生産ラインを中台で増強し、2011年末までに年産能力を現在の5~6倍となる2,000万平方メートル以上、中台で2位を目指すと宣言した。27日付工商時報が伝えた。

 林総経理によると、同社の中台におけるエコガラス生産能力は現在、400万平方メートルで5位。彰浜工業区(彰化県)や新竹工場で生産能力100万平方メートル規模の工場が稼動しているが、今後台湾のほか、中国の成都や天津、華南工場で400万~500万平方メートル規模の生産ラインを1本ずつ増設する方針だ。

 なお、川上分野でも、同社が30%出資する中国の炭酸ナトリウムメーカー、実聯化工(江蘇)の工場が昨年7月に着工。12年第2四半期の操業開始で、同社は必要な原料80万トンすべてを確保できる見込みだ。

 さらに、中国・福建省漳州に設置した太陽電池用ガラス生産ラインで、6月から量産を開始する予定だ。太陽電池の表面を保護するカバーガラスを供給し、年間売上高4億5,000万人民元(約59億円)を目指す。