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新世紀、中国・昆山市と合弁企業設立へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月27日_記事番号:T00023018

新世紀、中国・昆山市と合弁企業設立へ【表】

 
 発光ダイオード(LED)の新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は26日の董事会で、中国江蘇省昆山市との合弁によるLED照明メーカー、新世紀光電(昆山)の設立を決議した。資本総額2億米ドルで、出資比率は昆山市政府が51%。華東地区最大のLED照明生産拠点となる見込みだ。27日付経済日報が伝えた。
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 合弁企業は昆山開発区光電産業園区に設置する。約18.7ヘクタールの敷地に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置50台を導入し、主に高輝度のLEDチップとLED照明モジュールを生産する。

 新世紀の鍾寛仁董事長によると、同社が技術提供と生産管理を担当し、昆山市は公的リソースによるバックアップを提供、また中国での市場開拓に協力する。新世紀は今回の提携を、今後高成長が見込まれる中国LED市場参入の足掛かりとする方針だ。

 証券会社は新世紀の売上高について、今年は倍増の30億台湾元(約84億円)、来年はさらに倍増の60億元と予測している。