ニュース 電子 作成日:2010年5月27日_記事番号:T00023020
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手の日月光半導体(ASE)は26日、高雄新工場の起工式を行った。27日付工商時報が報じた。
ASE高雄新工場起工式に駆け付けた呉敦義行政院長(右2)。張虔生ASE董事長(右1)によると、第2四半期はフル稼働、第3四半期までも受注見通しが立っている(26日=中央社)
同工場は「K12」工場と呼ばれ、高雄地区では楠梓加工出口区(輸出加工区)で楠梓電子(WUS)から買収した工場(K15工場)が今年7月に生産を開始するのに続く生産拠点となる。同社の高雄地区の工場による売上高が今年の20億米ドルから来年には30億米ドルに増加する見通しだ。
同社の張虔生董事長は「現在中台双方で生産拡大を進めている。今後はローエンドの事業を中国に移転し、台湾の工場はハイエンドに特化する」と説明した。中国では昆山工場がこのほど操業を開始しており、昆山工場、K15工場、K12工場の操業開始で、毎年10億米ドルの増収を見込む。
同社の昨年売上高は26億米ドルだったが、業界関係者は、今年は過去最高の40億米ドルに達するとみている。
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