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消費者信頼感指数、8カ月ぶり下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023026

消費者信頼感指数、8カ月ぶり下落【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した5月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比2.68ポイント下落の76.0ポイントとなった。下落は昨年9月以来8カ月ぶり。28日付蘋果日報が報じた。
  
 指数を構成する6項目のうち、「今後半年間の耐久性消費材購入機会」が、前月比8.45ポイント下落の93.6ポイントとなり、2001年1月の調査開始以来で最大の下落幅を記録した。また「今後半年間の株式投資機会」は、同15.6ポイント下落の78.3ポイントとなり、08年5月以来2年ぶり下落幅となった。

 台経中心の徐之強主任は統計結果について、欧州信用不安や朝鮮半島情勢の緊迫などを要因に消費者の金融資産に対する信頼感が弱まっていることを示しており、下半期の景気に不確定要素が増したと指摘した。

 なお、▽今後半年間の就業機会▽今後半年間の台湾の景気▽今後半年間の家庭の経済状況▽今後半年間の物価水準──の4項目はポイントが上昇した。