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中国人の自由旅行解禁、来年にも検討へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023030

中国人の自由旅行解禁、来年にも検討へ

 
 毛治国交通部長はこのほど、主にビジネス客を中心とした中国人の自由旅行を解禁するかどうかについて、来年にも中台間で検討するとの方針を示した。28日付工商時報が伝えた。

 現在の中国人ビジネス客の台湾入境の流れは、台湾側の招聘組織が中国側の団体に招待の意向を伝えた後、同団体が中国の担当機関に申請を行う必要があり、許可までに2カ月ほどを要する。毛部長は「今の時代に合わないやり方だ」と述べ、段階的に利便性を高めたいとの意向を示した。また来年の検討開始前に先行して今年下半期から、団体行動を前提とする中国人視察団について、自由行動を許可する可能性もあると語った。

 毛部長は、中国人ビジネス客が「午前に(中国で)通知を受け、午後には台湾で打ち合わせを行う」というような状況が可能になるのが望ましいとの考えを示した。一方、中国人観光客の1日3,000人の受け入れ枠上限について、当面は緩和する考えはないと述べた。