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中国資本が金門でリゾート村開発、観光ホテル業界初の認可


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年5月28日_記事番号:T00023031

中国資本が金門でリゾート村開発、観光ホテル業界初の認可

 
 経済部投資審議委員会(投審会)は28日、中国の廈門華天港澳台商品購物による台湾投資5,076万4,000台湾元(約1億4,400万円)を認可した。同社の出資比率49%、台湾企業51%で合弁会社「金門延銘」を設立し、金門島にリゾート村と台湾製品数千種を取り扱うショッピングセンターを設置する計画だ。中国資本による台湾観光ホテル市場参入は初めてで、金門島への投資としても初のケース。29日付工商時報が報じた。

 投審会は、最近、福建省アモイから金門島を経由して台湾を訪れる中国人観光ツアー客が増えており、金門島の観光商機が好感されていると指摘した。

 また、福建省の福州超大現代農業発展が農産物の卸売・小売の台湾超大現代農業を設立する、1,000万元の投資計画も認可された。同分野での認可も初となった。

 中国資本の台湾投資は昨年6月末に開放されて以来、累計認可額は7,712万米ドルとなった。経済部は、年内に1億米ドルの目標を達成できるとの見通しを示した。