ＢＭＷ、ポルシェの販売代理店、永業汎徳集団（ＵＰＧＯ）は27日、ニッケル水素電池を採用したハイブリッド仕様のスポーツ多目的車（ＳＵＶ）のＢＭＷ「Ｘ６」を発売した。28日付工商時報が伝えた。
同社は既にＢＭＷ７シリーズのハイブリッド仕様車を２モデル発売しており、販売価格が600万台湾元（約1,700万円）を超えるにもかかわらず、20台の成約があった。ＢＭＷ７シリーズのハイブリッド仕様車がアジアで発売されたのは台湾が初めてだ。
同社はまた、今月からポルシェのＳＵＶ「カイエン」のカスタマイズカーの受注を開始し、既に200台の成約があった。特にニッケル水素電池を搭載したハイブリッド仕様車は、価格が340万元以上と高値にもかかわらず30台が売れた。
高級車市場では次第にハイブリッドカーの人気が高まっており、トヨタ「レクサス」も含め、市場では今年の需要が2,000～2,500台に達するとみている。
