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作成日：2010年5月28日_記事番号：T00023046
光学フィルムの華宏新技、タッチパネルＩＴＯ膜参入へ
光学フィルムの華宏新技は27日、兆豊国際商業銀行を筆頭とする銀行団から15億台湾元（約42億6,000万円）の融資を受ける契約を結んだ。借入金は融資借り換えのほか、今年下半期の光学フィルム裁断設備拡張、タッチパネル透明導電（ＩＴＯ）膜への参入など設備投資に充てる。28日付経済日報が伝えた。
光学フィルム裁断設備拡張には３億元を投じる。また、タッチパネル透明導電膜への参入に向けては、日本企業と協力し、生産ラインの設置を進めている。
同社は液晶ディスプレイ産業の好調な需要と中国の液晶テレビ業者からの受注確保で、連結ベースの売上高が４月に月次ベースで過去最高となる８億3,700万元を記録した。前年同月比で64.1％、前月比で12.23％の大幅な伸びだった。１～４月の売上高も前年同期比92.81％増の30億2,100万元に達した。
