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中華映管の6世代工場、来年はノート向けパネルに注力


ニュース 電子 作成日:2010年5月31日_記事番号:T00023077

中華映管の6世代工場、来年はノート向けパネルに注力

 
 中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は28日、現在第6世代工場の生産能力のうち1割を占めるノートパソコン向けの製品比重を、今年は2割、来年はさらに倍となる5割以上へと引き上げる考えを表明した。29日付経済日報が伝えた。

 中華映管は現在、3D(3次元)対応パネルなどニッチ製品は4.5世代工場で生産、その他のノートPC向けパネルはすべて6世代工場で生産し、競争力を高めている。

 林総経理によると、6世代工場では同業者に先行して厚さ0.5ミリメートルの薄型ガラスを採用したノートPC用パネルを生産、うち15.6インチは今月から大量出荷を開始している。

 なお林総経理は第3四半期の見通しについて、欧州の信用不安、朝鮮半島の緊張など不確定要素はあるが、ハイシーズン到来で第2四半期よりは好景気になるとの見方を示した。