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作成日：2010年5月31日_記事番号：T00023078
メディアテックの３Ｇチップ、モトローラとＬＧが採用へ
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）の第３世代（３Ｇ）携帯電話端末用チップがモトローラ、ＬＧエレクトロニクスの中低価格製品に採用されることが決まったもようだ。華冠通訊（アリマ・コミュニケーションズ）がデザインと生産を受託し、早ければ年内に出荷を開始する。31日付経済日報が伝えた。
メディアテックは当面2.5Ｇ用のチップが主力の状態が続くが、今年第４四半期以降、大手メーカーにスマートフォン用チップ、３Ｇ用チップが採用され、業績への貢献が見込まれる。
背景にはモトローラが今年下半期に価格150米ドル以下の製品をすべて生産委託する方針を固めたことがある。モトローラは最近、メディアテックの３Ｇチップ認証を行い、既にデザイン作業が始まっているという。
一方、ＬＧはメディアテックの３Ｇチップの単価が12米ドルと割安である点から採用を検討しているとされる。
