ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国人の台湾観光、7月中旬から全国民に開放


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月1日_記事番号:T00023094

中国人の台湾観光、7月中旬から全国民に開放

 
 中台観光交流の中国側窓口機関、海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)は31日、7月18日から台湾旅行の開放対象に▽内モンゴル自治区▽チベット自治区▽新彊ウイグル自治区▽寧夏回族自治区▽甘粛省▽青海省――を加えると発表した。これにより中国全土の住民の台湾旅行申請が可能になる。1日付聯合報が伝えた。

 中国はこれまで段階的に台湾旅行の開放を進めており、2008年7月18日に13省・直轄市の住民を対象としてスタート、09年2月には25省・区・市に拡大された。海旅会台北事務所の范貴山主任(所長)は、今回の拡大で中国から台湾を訪れる観光客は年間100万人を超えるとの見通しを示した。

 なお、交通部観光局の劉喜臨主任秘書はこれを受け、政府が中国人観光客の1日当たりの受け入れ上限引き上げについて検討していることを明らかにした。現在の上限は1日3,000人で年間では最高108万人だが、年間で150万人までの引き上げは問題ないとみている。