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台玻系列の中国ガラス原料メーカー、豊興鋼鉄が出資


ニュース その他製造 作成日:2010年6月1日_記事番号:T00023098

台玻系列の中国ガラス原料メーカー、豊興鋼鉄が出資

 
 鉄筋大手の豊興鋼鉄は31日、ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)系列の香港・実聯中国控股に5億700万台湾元(約14億4,000万円)を出資すると発表した。実聯中国控股は2012年上半期から中国でガラス原料となるソーダ灰を量産する予定の実聯化工(江蘇)を傘下に置く持ち株会社。豊興にとっては初の海外投資であると同時に、初の非鉄鋼業への投資となる。1日付経済日報が伝えた。

 豊興は、実聯中国が資本金を1億米ドルから2億米ドルへと増資する計画に合わせ、第三地経由で1,575万米ドルを出資、持ち株比率は5~6%となる見込みだ。

 林明儒・豊興董事長は「台湾市場は比較的小さく成長も限定的だが、中国原料市場は将来性があり、さらに実聯化工(江蘇)が採掘権を持っていることで投資効果が期待できる」と出資理由を説明した。