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WiMAX2社が合併示唆、年内に2〜3社へ統合も【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月1日_記事番号:T00023103

WiMAX2社が合併示唆、年内に2〜3社へ統合も【表】

 
 高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業者、威邁思電信(VMAXテレコム)と威達雲端電訊(ビー・テレコム・マルチメディア、旧威達超舜電信多媒体)は31日、両社が合併する可能性を示した。業界では、台湾WiMAX事業者6社が年内に2~3社に、さらには来年1~2社に統合され、その後インテルキャピタルが台湾全土をサービスエリアとする1社に出資するとの観測が出ている。ただインテルキャピタルは、「うわさにはコメントしない」とした。1日付工商時報が報じた。

 黄特杕VMAX総経理は、同社と威達雲端は2年前に締結覚書(MOU)を交わしており、南北エリアで同一の周波数帯を使用しているため、合併するには最適の相手だと語った。頼富源・威達雲端董事長も、資本提携を通じて最終的に合併する考えを示した。さらに、大衆電信(FITEL)への出資を検討していることも明らかにした。

 なお、現在インテルキャピタルはVMAXに19%出資しており、威達雲端も31日にインテルと戦略提携を締結した。

 経済部は、WiMAX産業の発展のため合併などで再編すべき段階にきているとの認識だが、最終的な決定は事業者、および市場メカニズムに委ねるとしている。
 
T000231031