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中国低価格ノートPC、下半期に相次ぎ台湾上陸へ


ニュース 電子 作成日:2010年6月2日_記事番号:T00023137

中国低価格ノートPC、下半期に相次ぎ台湾上陸へ

 
 ノートパソコン販売業者によると、既に台湾進出を果たした中国のPCブランド、万利達集団(malata)に続き、低価格機種を得意とする海爾集団(ハイアール)、神舟電脳(Hasee)や、アップルを彷彿(ほうふつ)とさせるデザインの新興ブランド「Ansion(安信)」が下半期にも台湾市場に進出する構えだ。2日付電子時報が報じた。

 ハイアールと神舟は下半期にも、10.1インチの低価格ノートPC(ネットブック)、11.6~15.6インチのノートPCを皮切りに、台湾市場に多くの機種を投入予定だ。大手ブランド製品より1~2割安くなるとみられ、台湾のネットブック市場や中堅ブランドにとって打撃となりそうだ。

 なお「Ansion」の台湾販売代理権は、技嘉集団傘下のPC関連製品販売会社、曜嘉科技(ギガゾーン・インターナショナル)が取得した。同ブランドはアップルとヒューレット・パッカード(HP)の中国華南エリア販売代理業者によって設立され、鴻海科技集団(フォックスコン)が受託生産しているため、中国地場ブランドよりデザインや品質が良いとされる。インテル「Atom N450」プロセッサー搭載の11.6インチ機種で749米ドルと、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)の同クラス機種との価格差も小さい。