ノートパソコン受託生産大手の広達電脳（クアンタ・コンピュータ）は１日、米スリーエム（３Ｍ）と次世代タッチパネル技術を共同開発すると発表した。早ければ下半期にも、最大40個の接触点を同時検出できるマルチタッチ機能を備えたタブレット型ＰＣを出荷予定で、軽量薄型も実現すると強調した。２日付中国時報などが報じた。
梁次震クアンタ副董事長（右）と趙台生３Ｍ台湾総経理（左）。両社の提携は、オールインワン（モニター一体型、ＡＩＯ）ＰＣで既に成果が出ているという（１日＝中央社）
クアンタは、低価格ノートＰＣ（ネットブック）、ノートＰＣなどのモバイル製品にも３Ｍのシングルタッチまたはマルチタッチ技術を導入し、ペンでも指でも操作を可能にする計画だ。
