中国信託商業銀行（ＣＴＢ）は２日、スマートフォン（多機能携帯電話端末）を使ったモバイルバンキングのサービスを７月から強化する方針を明らかにした。３日付経済日報が伝えた。
中信銀は米アップルの人気スマートフォン「iPhone」、グーグルのＯＳ（基本ソフト）アンドロイド搭載スマートフォンを対象に個人顧客向けの送金、振り込み、定期預金申し込み、特約店での割引などのサービスを導入する予定だ。100万人を超えるスマートフォンユーザーの市場を開拓することが狙いだ。
中信銀は既に、携帯電話を使った金融情報の提供を開始している。今後は監督機関による認可を見極めながら、投資ファンド販売、公共料金支払い、ローン申し込みなども携帯電話で行えるようにする方針だ。
中信銀は同日、新しいイメージ広告を発表し、各テレビ局で放映を開始した。
