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作成日：2010年6月3日_記事番号：T00023157
自転車のジャイアント、今年の売上10％増目標
自転車最大手の巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）の劉金標董事長は、今年の連結売上高の目標について昨年の390億台湾元（約1,121億円）から５～10％成長と表明した。今年１～４月連結売上高は前年同期比5.59％増の141億4,000万元で、通年で過去最高だった2008年の414億7,600万元を超える可能性がある。３日付工商時報が報じた。
巨大集団総管理処の許立忠特別助理は、第２四半期の受注は好調で、中国とオーストラリア市場の需要がけん引していると指摘。中国では販売額の成長率が10％以上に上っている。米国市場向けも景気回復に伴い受注が前年同期を上回っている上、欧州市場も１～４月の販売台数は前年同期比６～７％増加したという。
同社は、今年から従来のジャイアントブランドに続き、日用車ブランド「モメンタム」を中国市場へ投入、今年の同社販売台数シェアで20～30％を目指している。
