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作成日：2010年6月3日_記事番号：T00023162
ＨＴＣのアンドロイド携帯、ＡＴ＆Ｔから発売か
３日付工商時報によると、米携帯電話キャリア大手、ＡＴ＆Ｔが７日、宏達国際電子（ＨＴＣ）のグーグルのアンドロイドＯＳ（基本ソフト）「2.1」搭載スマートフォン「Ａｒｉａ」の発売を発表するとの観測が出ている。事実であればＨＴＣのアンドロイド機種が初めてＡＴ＆Ｔに導入されることになる。３日付工商時報が伝えた。
「Ａｒｉａ」は３インチのタッチスクリーン、500万画素のデジタルカメラ搭載で、比較的低価格な機種となる見込み。
ＡＴ＆Ｔは独占販売するアップル「iPhone」の販売にリソースを集中しており、アンドロイド機種については昨年、ＨＴＣの「Lancaster」導入が決まっていたが、後に中止された。
その後、アンドロイド機種人気の高まりを受けてＡＴ＆Ｔは１月、今年上半期に５機種を発売すると表明したが、現時点でモトローラの「Backflip」しか販売していない。同社は６月中にアンドロイド搭載２機種を発売するとみられ、「Ａｒｉａ」とサムスン電子の「ｉ８９７」が観測に上っている。
なお、ＡＴ＆Ｔは３月、鴻海精密工業が受託製造するデルのスマートフォン「Ａｅｒｏ」の導入も発表したが、依然発売されていない。
