ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

光ディスクメーカー、オフ期+原料高でQ2赤字も


ニュース 電子 作成日:2010年6月3日_記事番号:T00023163

光ディスクメーカー、オフ期+原料高でQ2赤字も

 
 光ディスク基板材料、ポリカーボネート価格の大幅上昇を受け、錸徳科技(ライテック)、中環(CMCマグネティクス)など台湾の光ディスクメーカーは第1四半期から相次いで製品価格の値上げを行っている。しかし、光ディスクの値上げ幅が材料価格の上昇に追い付いておらず、例年のオフシーズンに当たる第2四半期、各社は赤字を免れられそうにない状況だ。3日付電子時報が報じた。

 CMCの翁明顕董事長によると、ポリカーボネート価格がこれまで40%上昇したのに対し、CMCの光ディスクは2~6月の4回の値上げ幅がそれぞれ6~7%となっている。同社はコスト圧力を和らげるため7月にも値上げを行い、年初からの値上げ幅を30~40%としたい考えだ。

 一方、下半期のハイシーズンが到来すれば、光ディスクは売り手市場となり、製品価格の上昇幅は50%を超え、材料価格の値上げ幅を上回ると楽観見通しを示した。