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USB3.0普及、保護素子の聚鼎に恩恵


ニュース 電子 作成日:2010年6月3日_記事番号:T00023164

USB3.0普及、保護素子の聚鼎に恩恵

 
 従来のUSBよりデータ転送速度が速い新規格「USB3.0」に対応した製品のマザーボード(MB)への搭載が既に始まっていることから、保護素子メーカー、聚鼎科技(ポリトロニクス・テクノロジー)の表面実装型ポリマーPTC保護素子(PPTC素子)の出荷量が増加している。5~6月はMB市場のオフシーズンに当たるが、同社の表面実装型PPTC素子の単月出荷量は既に昨年のピーク時と同水準の約1億5,000万個に達している。3日付電子時報が報じた。

 聚鼎の携帯電話用リチウム二次電池向けPPTC素子も6月のハイシーズン到来に伴い、出荷量が増加している。証券会社は、アップルのスマートフォン、iPhoneの新機種発売が6月中にも見込まれることから、同製品にPPTC素子を供給するとされる聚鼎の出荷量はさらに上向くとみている。これに対し同社はコメントを控えており、「同製品の出荷量は今後、単月500万個に達する」との見通しのみを示した。