４日付蘋果日報によると、米アップルは人気携帯電話端末「iPhone」、デジタル携帯音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ」、タブレット型パソコン「ｉＰａｄ」などの携帯デバイスに来年から太陽電池バッテリーを採用するとみられ、台湾の関連メーカーにも恩恵が期待されている。
中環（ＣＭＣマグネティクス）傘下の薄膜太陽電池メーカー、富陽光電（サンウェル・ソーラー）、大同集団系列の太陽電池用多結晶シリコンウエハーメーカー、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）などが恩恵を受けると期待されている。
業界情報サイトによると、アップルは米特許当局に対し、携帯デバイス製品への太陽電池バッテリー採用に関する特許申請を既に済ませているもようだ。ただ、新製品投入は今年下半期の需要期には間に合わない見通しだという。特許申請書類によれば、アップルはタッチパネル下部に太陽電池パネルを装着するデザインで開発を進めているもようだ。
