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作成日：2010年6月7日_記事番号：T00023205
世界環境デー、温室ガス削減呼び掛け
行政院節能減碳推動会（省エネ・温室効果ガス削減推進会）は、５日の世界環境デーに合わせ、台北市の中正紀念堂広場で体験展示会を開き、省エネと温室効果ガス排出削減に向けた市民に意識向上を訴えた。７日付工商時報が伝えた。
行政院は既に今年を「節能減碳年」（省エネ・温室効果ガス削減年）に定め、「節能減碳総計画（省エネ・温室効果ガス削減総計画）」に市民の参加を求めており、2020年時点で台湾全土の二酸化炭素排出量を05年の水準まで削減することを目指している。
呉敦義行政院長は、展示会の開会式であいさつし、「今年を節能減碳年とし、企業への指導と、市民への参加呼び掛けにより、市民全体が一致団結して省エネと温室効果ガス削減に取り組むことを期待している」と述べた。
展示会では、発電、ガソリン消費、天然ガス消費などで生じる二酸化炭素量が風船に入れられる形で分かりやすく展示されたほか、市民が身の回りで取り組める対策を衣食住などの分野別にアピールした。
