ニュース
電子
作成日：2007年8月27日_記事番号：T00002322
広達電脳、王震華総経理が辞任
広達電脳（クアンタ・コンピューター）は24日、王震華総経理が「個人の人生計画」を理由に辞任し、後任に梁次震副董事長を充てる人事を明らかにした。
25日付聯合報によると、王総経理は従業員に宛てた文書で、「企業発展の重要戦略上、共通認識が得られなかったため」と辞任理由を説明しており、林百里董事長との路線対立があったことを示唆した。
王総経理は「ノート型パソコン以外の新製品は苦戦を強いられているが、過去３年に戦略的投資や合併の機会を逃してきたことが響いた」と振り返った。
一方、同社をめぐっては、鴻海精密工業との合併のうわさが絶えないが、王総経理は辞任と合併説の関係は否認した上で、「鴻海を敵とするより盟友としたほうが有利だ」と述べるにとどまった。
