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自動車・二輪車
作成日：2010年6月7日_記事番号：T00023221
車載電子部品のアクトロン、日本市場進出に期待
車載整流ダイオードの朋程科技（アクトロン・テクノロジー）の何百忍執行副総経理は、最近同社を見学に訪れた日系自動車メーカーとの間で、既に製品サンプルを送付するなど異例の速さで提携に向けた協議が進んでいると語り、日本市場参入の可能性は非常に高いとの見通しを明らかにした。７日付工商時報が報じた。
同社はまた、中国・青島に独アンチロック・ブレーキ・システム（ＡＢＳ）大手、ワブコ社と合弁で設けているＡＢＳ工場で、量産スケージュールを今年末から７月に前倒しする。中国関係機関が大型トラックのタイヤ１個ごとにＡＢＳの設置を義務付ける方針を近く発表すると観測されることを受けての措置だ。ワブコからアクトロンへの発注量は当初の２倍規模になっているという。
何副総経理はさらに、同社のレギュレーターが最近、インドの自動車メーカーの認証を獲得し、さらに別の顧客２社からも今月認証作業を受けることを明らかにした。レギュレーターの最近の単月売上高は500万元に上っている。
