ニュース
電子
作成日：2010年6月7日_記事番号：T00023222
ペガトロン、ＬＥＤ照明参入に意欲
家電など事業の多角化を進める和碩聯合科技（ペガトロン）の童子賢董事長は、今後発光ダイオード（ＬＥＤ）照明事業を手掛ける可能性を示した。同社傘下では既に、華信精密（ＡＭＡプレシジョン）と海華科技（アズーレウエーブ・テクノロジー）がＬＥＤ照明市場に参入している。７日付蘋果日報が報じた。
ペガトロンは、５日閉幕した台北国際電脳展（台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス）で、家庭用照明の点灯・消灯時間を制御する機器を展示していた。童董事長は、「グループで照明事業を広く展開しており、当社が同事業に参入しても驚かれることはないだろう」と語った。
散熱モジュールの華信精密は、ＬＥＤランプ、蛍光灯など照明向け散熱モジュールの開発を始めている。無線モジュールの海華科技は、2009年にＬＥＤ照明会社を買収後に設立した紘華光電が、江蘇省揚州市に工場を設置し、ＬＥＤ街灯の生産販売を手掛けている。
