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作成日：2010年6月8日_記事番号：T00023251
ＡＵＯの５月売上高、前月比6.4％増
液晶パネル２位、友達光電（ＡＵＯ）が７日発表した５月連結売上高は前月比6.4％増、前年同月比57.9％増の437億9,200万台湾元（約1,236億円）となった。液晶パネルオファー価格は第２四半期、小幅な下落が続いているものの、同月は大型パネルの出荷枚数が前月比６％増の1,023万枚となりオフシーズンの増収を支えた。８日付経済日報が報じた。
一方、中小型パネルの出荷枚数は前月比12.2％減の1,854万枚だった。同社は第２四半期のパネル出荷について、大型は前期比10％増、中小型は前期並みとみている。
また、瀚宇彩晶（ハンスター）の５月連結売上高は、前月比3.4％増、前年同月比40.5％増の60億800万元となった。
パネル市場は、欧州市場の需要縮小などの影響で川下顧客が５月から在庫調整を開始しており、パネルメーカーへの発注が減少している。ただ、証券会社は、パネル各社の６月売上高に影響が及ぶかはさらなる観察が必要だとしている。
