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作成日：2010年6月10日_記事番号：T00023295
サッカーＷ杯、台湾製エコジャージが「出場」
11日に南アフリカで開幕するサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）で、ペットボトルを原料とする台湾製のエコジャージが、ブラジル、オランダ、ポルトガル、米国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、セルビア、スロベニアの９カ国の代表選手に着用される。10日付工商時報が伝えた。
エコジャージは、スポーツ用品大手ナイキが台湾企業に委託して生産したもので、１着当たり平均でペットボトル８本が使用されており、製法は企業秘密だという。
行政院節能減碳推動会（省エネ・温室効果ガス削減推進会）の陳沖召集人は、「台湾が気候変化や温室効果ガス削減に取り組んでいることを示す証明になる」と説明した。
経済部工業局は、今後台湾製エコジャージの品質が国際的に認められれば、少なくとも20億台湾元（約56億円）分の需要が見込めると試算している。
