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作成日：2010年6月10日_記事番号：T00023313
ＨＴＣのWiMAXスマートフォン、米市場で品切れに
宏達国際電子（ＨＴＣ）が今月４日、米携帯電話サービス大手スプリント・ネクステルとの提携で米国市場で発売した、世界初の高速無線通信規格WiMAX対応のスマートフォン「HTC EVO 4G」が早くも品切れとなり、５日間の販売台数は20万台に上ったとの観測が出ている。10日付工商時報が報じた。
スプリント・ネクステルは９日、同社ホームページで「ＥＶＯ」が欠品状態になったと発表。米メディアが全米の同社店舗を調べたところ、実際に大部分で売り切れだった。
スプリント・ネクステルは米業界３位で、インターネットの人口カバー率が高くないことから、過去１年でユーザーが10万人減少した。このため業界では「ＥＶＯ」の販売台数は最初の１カ月で15万～20万台程度と予想されていた。
「ＥＶＯ」の売れ行きは、ＨＴＣのスマートフォンとしてはベライゾン・ワイヤレスとの提携で発売した「Incredible」に次ぐ。「Incredible」は発売２日目に品切れとなり、累計販売台数は30万台以上に達したとみられている。
