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作成日：2010年6月10日_記事番号：T00023317
チップレジスタの大毅科技、ＬＥＤ放熱基板に参入
チップレジスタ生産、大毅科技の江財宝董事長は９日の株主総会で、新規参入する発光ダイオード（ＬＥＤ）放熱基板の生産拠点となる新工場が７月に完成すると明らかにした。同社は今後、ＬＥＤパッケージング（封止）向け放熱基板およびＬＥＤ照明用基板の分野に注力する構えだ。10日付蘋果日報が報じた。
チップレジスタ事業について江董事長は、７月には現在月産250億個の生産能力を300億個まで増強すると表明。需要は旺盛で供給過剰には陥らないと強調し、さらに拡充する可能性もあると語った。チップレジスタは今年に入って供給不足が続き、同社の４、５月連結売上高は２カ月連続で単月過去最高を更新している。
なお、ＬＥＤのほか新たに参入した保護素子の生産事業では、現在売上比率が16～17％まで拡大しているが、年内に単月で20％まで伸びるとしている。
