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作成日：2010年6月11日_記事番号：T00023333
来台渡航者数、５月は前年比38％増
交通部観光局の最新統計よると、５月の来台渡航者数は前年同月比38.07％増と大幅に増加、今年に入っての単月最高を記録した。急速に増えている中国からの旅行者のほか、日本や韓国、マレーシア、シンガポールからも軒並み大きな伸びをみせた。11日付経済日報が伝えた。
観光局は、景気が回復していることやタイの政局不安により旅行者が台湾に流れたことが大幅増の要因となったとしつつ、男性アイドルグループ「飛輪海」を起用したＰＲ活動も重要な役割を果たしたとの分析を示した。
減少傾向にあった日本からの観光客も、５月はゴールデンウィークを挟んだことや、旅行会社がツアー企画の内容を見直したことから前年比24.24％増となった。韓国は同36.17％増。
さらに、中華系の多いシンガポールが同65.11％増、マレーシアが153.17％増と大幅に増加、両国にとっては中国・香港・マカオに次ぐ成長市場となったと観光局は指摘した。特に観光農場などが人気だという。
その他の地域も▽米国、18.79％増▽欧州、16.08％増▽オーストラリア・ニュージーランド、13.26％――と軒並み２けた以上成長した。
