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作成日：2010年6月14日_記事番号：T00023374
ウィンテックのタッチパネル、ＲＩＭ・モトローラからも受注か
14日付経済日報によると、中小型液晶パネル大手、勝華科技（ウィンテック）は、スマートフォン「ブラックベリー」のリサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）およびモトローラからタッチパネルを受注したとの観測が出ている。黄顕雄董事長は、特定顧客からの受注についてはコメントできないと語った。
ウィンテックは５月、米アップルのタブレット型パソコン「ｉＰａｄ」やスマートフォン「iPhone 4」、およびノキア向けに大規模なタッチパネル受注を獲得したことで同製品の出荷量が過去最高を記録し、単月の黒字転換を果たしたもようだ。さらにＲＩＭ、モトローラからの新規受注が加わることで、第２四半期通期も９四半期連続の赤字から脱し、通年でも黒字を達成すると見込まれる。
証券会社によると、ウィンテックはタッチパネルが売上高全体に占める割合が第１四半期に38％だったのが、４月には50％以上に上り、下半期は60％まで拡大する見通しだ。
