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作成日：2010年6月14日_記事番号：T00023375
ＡＳＵＳ第３のノート委託先、クアンタに決定か
14日付蘋果日報は、和碩聯合科技（ペガトロン）、鴻海精密工業に続く華碩電脳（ＡＳＵＳ）のノートパソコン第３の生産委託先が、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）に正式決定したと報じた。クアンタは上海松江工場で、ＡＳＵＳの低価格ノートＰＣ（ネットブック）「Eee PC」および一般ノートＰＣ「Ｋシリーズ」生産の準備に入っており、８～９月にも出荷を開始すると予想される。
ＡＳＵＳは現在、同社から分社したペガトロンへの委託が80％、鴻海への委託が20％を占めるが、今回クアンタが受託したのはこれまでペガトロンが生産していた部分とみられる。
またＡＳＵＳはこれまで、鴻海に対し「Ｋシリーズ」の生産を主に委託してきたが、これにハイエンド機種の「Ｎシリーズ」も追加しており、同社に対する委託比率を年内に全体の30％まで拡大する計画だ。さらにクアンタへの委託を加え、ＡＳＵＳは来年、ペガトロン以外への委託生産比率40～50％に高めることを内部目標としているとされる。
