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作成日：2010年6月15日_記事番号：T00023388
第一銀、中国進出で三井住友銀と協力拡大
第一銀行は、中国での支店開設申請に向け、三井住友銀行と戦略提携し、協力分野を人材育成面にも拡大していく方針だ。15日付経済日報が伝えた。
第一銀と三井住友銀は2007年に顧客仲介や協調融資、中国に進出する台湾企業向けの融資、送金用口座の開設などに関する協力覚書を結んでいる。第一銀は今後、三井住友銀上海支店に行員を派遣し、現地の法律に対する理解を深めるほか、支店の運営ノウハウを学ぶ方針だ。
第一銀幹部は「三井住友銀上海支店の経験やモデルを学びたい。中国での本部をまず上海に設け、その後で中国各地の金融市場を開拓していく」と述べた。
第一銀はまた、今年下半期に約90台湾元（約255億円）の増資を計画しており、自己資本比率（ティア１）を8.3％まで高め、中国市場への進出資格を早期に獲得したい構えだ。
