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作成日：2010年6月15日_記事番号：T00023400
天仁グループ、総裁創業の中国事業と株式持ち合いへ
茶葉販売・喫茶チェーン、天仁集団（天仁グループ）の天仁茶業は14日の董事会で、李瑞河・同グループ総裁が創業した中国最大の茶業グループ、天福集団が９月に予定している第三者割当増資で、1,000万米ドルを上限に引き受けることを決定した。天仁の出資比率は１％以上となる見通しで、天福が既に天仁に出資しているため、両社は株式を持ち合うことになる。15日付工商時報が伝えた。
李総裁によると、天福は2,000万～4,000万米ドルの増資を計画しており、天仁が４分の１以上を引き受ける見通しだ。
天福は、台湾で茶葉調達２億台湾元（約５億7,000万円）のうち半分を天仁を通じて行っている。将来的には、すべて天仁から調達することも視野に入れている。
また天福は早ければ第３四半期にも、香港で上場する予定だ。
