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作成日：2010年6月17日_記事番号：T00023431
デルタ、桃園に自動化設備工場
台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）は15日、自動化設備とカーエレクトロニクス製品の生産および研究開発（Ｒ＆Ｄ）を行う桃園第３工場の建設を董事会で決定した。投資額は12億台湾元（約34億円）。１年半から２年で完成させ、生産に入る。16日付蘋果日報が報じた。
デルタの鄭崇華董事長は、中国での労働者不足がさらに深刻化し、自動化設備の引き合いが増えると指摘。今後、同事業を拡大していく考えを示した。
なお、海英俊同社執行長（ＣＥＯ）は、ハイシーズンとなる第３四半期の売上高と利益は、欧州の信用不安など不確定要素はあるものの、第２四半期を上回ると予想している。第２四半期の粗利益率は第１四半期を上回り20％以上を維持するとの見通しを示した。
