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鉄鋼・金属
作成日：2010年6月17日_記事番号：T00023432
YUSCO、ステンレス製品20％減産
ステンレス大手、燁聯鋼鉄（YUSCO）は、欧州の信用不安などによる需要の弱まりを受け、20％の減産を実施する。17日付経済日報が報じた。
アジア市場の300系製品は１トン当たり3,000米ドルと、生産コストの3,200米ドルを下回っている。林義守YUSCO董事長は、原料のニッケル国際価格が１トン当たり２万米ドルを割り込むなど急落し、ステンレス製品価格を直撃したと分析。今後１～２カ月は回復が見込めないと予測している。
貿易会社によると、韓国のポスコは７～８月に減産を決定しており、減産幅は15～20％と予想される。中国の唐山不銹鋼も定期保守で稼働する生産ラインを減らしているほか、６月下旬から一部従業員に休暇を与える。日本の大手メーカーも減産を検討中だ。
