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作成日：2010年6月21日_記事番号：T00023481
中台航空便運賃、10〜15％値下げへ
中台直航便の航空運賃について、中国民用航空総局の李家祥局長は20日、中台の各航空会社と10～15％の値下げを行うことで合意したと表明した。現在福建省で開催中の中台民間交流イベント「海峡フォーラム」で明らかにしたもので、利用客から高過ぎるという批判が高まっている直航便運賃の改善に乗り出したものだ。値下げはフォーラム終了後の25日以降に実施される。21日付工商時報が伝えた。
中台直航便の増便について李局長は、台湾を訪問する中国人観光客は今年延べ100万人に達するとみられることから、臨時チャーター便を除く１週間当たりの便数を、現在の380便から420便に引き上げる必要があるという考えを示した。
李局長はまた、今後現在軍事上の理由から迂回（うかい）ルートを採用している台湾～アモイで、台湾海峡中間線をまたぐ直線ルートに改めることを提案した。これにより、現在１時間半から３時間かかっている飛行時間が、わずか30分に短縮されるとしている。
