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作成日：2010年6月23日_記事番号：T00023553
プリント基板トリポッド、欧系携帯メーカーの認証取得に意欲
プリント基板（ＰＣＢ）メーカー、健鼎科技（トリポッド・テクノロジー）の王景春董事長は今後の事業戦略について、携帯電話向け製品に力を入れ、欧州系の携帯電話端末メーカーの認証を取得したいとの意向を示した。23日付工商時報が伝えた。
ただ、王董事長は設備投資の方針について、「半導体製造プロセスが高度化するにつれ、ＩＣ基板開発の難度も高まっている。ＩＣ基板への設備投資には資金が必要だ。半導体製造プロセスの高度化が物理的限界に達した時点が投資再開の好機になる」と述べ、当面は半導体製造プロセスの進歩を見守りたい考えを示した。
同社はノートパソコン用の基板を主力としているが、王董事長は「ウインドウズ７（Windows 7）がＰＣの買い替え需要を生んでいる上、米国経済が徐々に回復しており、今後１年間のプリント基板産業の景気は楽観できる」と指摘した。
