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作成日：2010年6月24日_記事番号：T00023564
経済機関事務所の中台相互設置、ＥＣＦＡ締結で実現へ
施顔祥経済部長は23日、来週にも中国と締結される海峡両岸経済協力枠組み協議（ＥＣＦＡ）に、中台双方が経済貿易に関する機関の事務所を相互に設置できるとする内容が盛り込まれるとの見通しを示した。実現すれば、中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）と中国商務部傘下の海峡両岸経貿文化交流協会（海貿会）の相互進出が優先的に認められ、経済実務関係の格上げが図られることになる。24日付経済日報が報じた。
中台間ではこれまで、政治的にデリケートな部分の少ない中台観光交流の窓口機関、台湾側の台湾海峡両岸観光旅遊協会（台旅会）と中国側の海峡両岸旅遊交流協会（海旅会）が相互に事務所を設置するにとどまっていた。
