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作成日：2010年6月24日_記事番号：T00023567
日系スイーツ・コラボ、年末に台湾進出
23日から台北世界貿易センター南港展覧館（世貿南港館）で開催中の2010年台北国際食品見本市（フード台北）に出展している、HIMERIUM（芳野洋子社長）のスイーツ事業部門「Sweets Collabo」が、年末に台湾で店舗をオープンすると表明した。芳野社長は日本を中心に活躍する菓子職人の商品などを販売し、台湾を足掛かりとして香港やマカオ、中国に進出したい考えだ。24日付工商時報が伝えた。
芳野社長は台湾での拠点設置について、中国と文化的に近い台湾市場で消費者の好みを把握するためと説明した。また、日本企業は台湾企業との協力を通じて中国進出のリスクを低減できるとしてしており、台湾企業との提携により中国市場を目指す方針だ。
同社はフード台北で、昨年日本人パティシエとして初めて上海にブランドを立ち上げた柴田武氏を招き、人気の大型シュークリームや、日本料理レストラン「龍吟」（東京都港区）のシェフ、山本征治氏の「マイナス196度のりんご飴」を紹介している。
