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作成日：2010年6月24日_記事番号：T00023579
華宝、モトローラのスマートフォン受注
華宝通訊（コンパル・コミュニケーションズ）はこのほど、米モトローラからスマートフォンの生産を受注した。24日付工商時報が伝えた。
今回受注したのは、第3.5世代（3.5Ｇ）のアンドロイド携帯２機種で、共同開発方式により、今年下半期に出荷開始を見込む。共同開発では、華宝がハードウエア、モトローラがシステム開発を担当する。モトローラからの受注は、華宝が今年1,000万台の出荷を達成できるかどうかの鍵を握る。
モトローラはこれまでアンドロイド携帯を自社開発しており、組み立ての外部委託は行っていなかった。
共同開発する両機種はいずれもモトローラが独自開発した3.5Ｇ用のチップセットを採用している。同社が独自のチップセットを携帯電話端末に採用するのは６年ぶりとなる。モトローラはこれまでクアルコムのチップセットとテキサス・インスツルメンツ（ＴＩ）のアプリケーションプロセッサを採用していた。
