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作成日：2010年6月25日_記事番号：T00023595
中国での銀行支店昇格申請、４行に認可
行政院金融監督管理委員会（金管会）は24日、銀行４行に対し中国駐在員事務所の支店昇格を認可した。25日付工商時報が伝えた。
認可されたのは、台湾土地銀行上海支店、合作金庫銀行蘇州支店、彰化商業銀行昆山支店、第一商業銀行上海支店。国泰世華商業銀行と華南商業銀行は欠格事由があるため、１カ月以内に改善状況を報告するよう求められており、追加で認可が下りる可能性が残されている。また、台湾中小企業銀行の上海駐在員事務所の開設も認められた。
一方、中国信託商業銀行は、支店ではなく現地法人の設立を目指しており、別途審査が行われる。
認可が見送られた華南銀は、行員による不正など内部管理の問題が指摘された。また、国泰世華銀は海外法人が金管会の定める注意事項に違反しているとして、改善措置を求められた。
