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作成日：2010年6月28日_記事番号：T00023630
自転車のジャイアント、昆山に工場新設を計画
自転車最大手、巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）の羅祥安執行長（ＣＥＯ）は25日、今年は中国本部の機能および競争力強化を目指し、さらに江蘇省昆山市での工場新設計画に着手すると表明した。26日付工商時報が伝えた。
3,600万米ドルを投じる新工場の敷地面積は40.8ヘクタール。早ければ来年着工、第３四半期の操業開始を目指す。第１期工場の年産能力は２年目に100万台とする方針だ。羅執行長によると、同工場ではアルミ合金自転車や電動アシスト自転車、および炭素繊維の車体フレームを生産し、フレームは中国他地区の工場にも供給する。
今年は中国市場で販売する自転車の平均単価を10％引き上げ、中国生産の製品のうち、内需市場向けと輸出向けの割合を各５割に調整する。また、３年以内にミドル～ハイエンドの製品比率を５％から10％に拡大する方針だ。
