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作成日：2010年6月28日_記事番号：T00023643
エピスターとデルタ、中国に合弁ＬＥＤ工場設置か
28日付電子時報は、発光ダイオード（ＬＥＤ）チップ最大手、晶元光電（エピスター）とＬＥＤ照明事業に参入している台達電子（デルタ・エレクトロニクス）が戦略提携を結び、中国に合弁でＬＥＤ用エピタキシャルウエハー工場を設置することを検討していると報じた。張世賢エピスター広報担当の発言によると、設置地点は未確定だが華南地区の可能性が高く、第３四半期にも計画がまとまる見通しだ。
張広報担当は、「提携計画は協議段階にあり、合弁工場も可能性の一つだ」と語った。設置地点や投資額など詳細については、「現地当局の支援も考慮しなければならない」と説明。８月に行われる董事会の承認を経て確定するとの見通しを示した。
海英俊デルタ執行長（ＣＥＯ）も、広東省東莞市に同社ＬＥＤ照明生産ラインがあるため、その周辺でＬＥＤチップメーカーとの合弁工場設置を検討していると語っている。
